レザークラフト 初心者キットは必要?端切れから始めた50代の結論

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「レザークラフト、やってみたい。」

でも次の瞬間、こう思いませんか。

  • いきなり材料を買って大丈夫?
  • 厚さって何mmが正解?
  • やっぱり初心者はキットから?
  • 失敗したらもったいない?

やってみたいのに、失敗しない方法を探し始めて止まってしまう。
私も、まさにそうでした。

だから最初に検索したのは「レザークラフト 初心者 キット」。
レビューも読みました。

「初心者でも簡単」
「これだけで完成できる」
「失敗しにくい」

正直、安心しました。
これを買えば間違いはない。ちゃんと形になる未来も想像できました。

でも、カートに入れたまま、最後のボタンを押しませんでした。
理由はうまく言えなかったけれど、どこかでこう思っていました。

「私は、完成品が欲しいわけじゃない。」


私が最初にやりたかったのは「練習」だった

いま振り返ると、はっきりしています。
私が最初にやりたかったのは、きれいな作品を作ることではありませんでした。

革を切ってみたい。
針を通してみたい。
端(コバ)を磨いてみたい。

まずは、一通りやってみたかった。

だから買ったのは、1000円の端切れ。
いろんな厚さや硬さが混ざっているものです。

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まずは、ひたすら切って、縫って、磨いた

最初から作品を作ろうとはしませんでした。

小さく切る。
穴をあける。
縫う。
端を磨く。

それを、何度も繰り返しました。

たくさん練習できたのは「端切れ」だったから

たくさん切る。
たくさん縫う。
たくさんコバを処理する。

端切れだから、遠慮がありません。
失敗しても大丈夫。曲がってもいい。

そのうちに、

「この厚さは縫いやすいな」
「これは少し硬いな」

そんな感覚が、少しずつ分かってきました。

いまだに最適な厚さは分かりません。
でも、最初から正解を知る必要もありませんでした。
触っているうちに、なんとなく分かってくる。それで十分でした。


そのあとで、別たち(カッター)のカバーを作った

練習を重ねたあと、別たち(カッター)のカバーを作りました。
いきなり大きな作品ではなく、身近な道具のカバー。

やってみると、思ったより形になりました。
完璧ではないけれど、ちゃんと“使えるもの”ができた。

そのとき思いました。

「キットじゃなくても、いけるやん。」


キットでは、こういう練習はしにくい気がする

キットでも、きっと簡単に作れたと思います。
満足もしたでしょう。

でもキットは、すべて“作品用の革”。
無駄にしたくない。失敗したくない。

だから思いきって練習する、という気持ちにはなりにくかった気がします。
私には、まず練習する時間の方が大事でした。


大損害にはならない

端切れは1000円。
失敗しても、大損害にはなりません。

いきなり厚さを決め打ちで革を一枚買う方が、私にはよほど勇気がいりました。

大損害にならないなら、やってみてもいい。


慎重になりすぎなくていい

キットを否定するつもりはありません。
でも、「いきなり端切れは怖い」と思っているなら、そんなに心配しなくて大丈夫です。

私が最初にやりたかったのは、上手な作品を作ることではなく、
とりあえず、試してみることでした。

迷っている時間より、切って、縫って、磨いている時間の方が、思っていたより豊かでした。

時間は限られています。
だったら、慎重になりすぎなくていい。

大損害にはなりません。
とりあえず、やってみて。

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実際にやったこと

初心者キットを買わずに始めた理由は、「完成品が欲しいのではなく、作業を体験したかった」からです。そのため、最初は端切れセット(革の切れ端が数枚入ったもの)を500円ほどで購入しました。

道具は100均で代用できるものを探しました。目打ち、クリップ、定規。専用工具が必要な作業が出てきてから、一つずつ買い足していきました。

結果として、最初の2〜3ヶ月で使った材料費は2,000円ほど。それで「続けられるかどうか」を確かめてから、本格的な道具を揃えていきました。

よくある疑問

Q. 初心者キットと端切れ、どちらがおすすめですか?

「完成品を確実に作りたい・プレゼントしたい」なら初心者キット。「革の感触や作業の雰囲気を試したい」なら端切れセットが向いています。目的が決まっていない段階なら、安い端切れセットから触り始めた方がコストを抑えられます。

Q. 初心者キットのデメリットは何ですか?

キットは材料が固定されているため、「作り方は分かったけど、自分で設計する力はつかない」という面があります。キットで一通り作った後、次のステップで迷う人も多いです。独学で進めていきたい場合は、端切れで基本の作業を体験してから始める方が応用が利きやすいです。

まとめ

初心者キットが必要かどうかは、「何を目的に始めるか」によって変わります。作業を体験したいだけなら、端切れセットで十分です。失敗しても惜しくない素材で、まず手を動かしてみることが一番の近道です。

「正しい始め方」より「続けられる始め方」を選んだ結果が、今も続いている理由だと思っています。