年末の沖縄旅行を、即決した理由
テレビや雑誌をぼんやり見ていて、
ふと「ここ、行ってみたいな」と思う瞬間。
たぶん、誰にでも一度はあると思う。
つい先日、まさにそれがあった。
テレビで流れてきた
「ジャングリア沖縄、オープン」というニュース。
正直、最初は
「へえ、こんなんできるんや」
それくらいやった。
でも、画面を見ているうちに、
久しぶりに、はっきりと思った。
「あ、ここ行きたいな」
理由はうまく説明できない。
派手そうやからでも、話題やからでもない。
ただ、今の自分の価値観に、妙にしっくりきた。
どうせ無理やろ、と思った理由
ただし今回は、一人旅の話じゃない。
家族で行きたい、と思った。
娘たちはもう社会人。
それぞれ仕事もあって、予定も合いにくい。
しかも年末。
一番忙しくて、一番値段も高い時期や。
飛行機、ホテル、レンタカー。
沖縄、年末、家族旅行。
安い要素は一つもない。
正直、頭の中では
「まあ、無理やろな」
とすぐに結論が出かけていた。
こういうとき、人はだいたい
「また今度」
と言って、考えるのをやめる。
来年かもしれんし、
再来年かもしれんし、
結局そのまま消えていく「今度」。
ひっかかった一言
でも、その日は違った。
頭の中で、
同じ言葉が何度も浮かんできた。
「今、使わんと、いつ使うねん」
お金の話やない。
贅沢したいわけでもない。
予定が合うか。
体が動くか。
家族がそろうか。
この条件が、
来年も再来年も当たり前に揃うと思ってええんか。
そう考えたとき、
「高いからやめとこ」という判断が、
急にズレて見えた。
勝手に決めた
ある日、娘たちに言った。
「年末、沖縄行くことにした」
相談ではない。
報告や。
「行きたい人はついてこい」
「お金は全部、パパが出したる」
一瞬、きょとんとした顔をして、
それから
「え、ほんま?」
と笑った。
そのまま、ホテルを押さえた。
飛行機も取った。
レンタカーも予約した。
年末料金?
もちろん高い。
でもそのときは、
金額よりも
「今、動かん理由が見つからない」
という感覚のほうが強かった。
なぜか増えていく人数
話は、そこで終わらなかった。
長女が言う。
「旦那も行きたいって言ってるけど…」
まあ、それくらいならええか。
一緒に行くことにした。
ところが次は、
次女の彼氏の名前まで出てくる。
正直、ここで少し揉めた。
さすがに想定外や。
でも考えているうちに、
だんだん面倒になってきた。
「もうええわ」
「全員、面倒みたる」
「ついてこい」
気づけば、
6人で3泊4日の沖縄旅行が決まっていた。
お金の話じゃなかった
冷静に考えたら、
決して安い選択ではない。
でも、これは
「お金を使った話」やない。
来年、長女が妊娠するかもしれん。
次女が結婚して、予定が合わなくなるかもしれん。
体力が落ちて、動くのがしんどくなるかもしれん。
どれも、十分あり得る。
「そのうち」
「落ち着いたら」
そう言っている間に、
条件は静かに崩れていく。
豊かな浪費は、決めた瞬間から始まる
旅行は、行ってからが本番やと思っていた。
でも今回、少し考えが変わった。
豊かな浪費は、
行く前の「決断の瞬間」から始まっている。
お金は、あとからでも使える。
時間と体力は、あとからは使えへん。
だから今回は、
「今、使わんと、いつ使うねん」
で動いた。
この選択が正解かどうかは、
まだわからない。
でも、
「やめた後悔」だけは、
たぶん残らへん。
沖縄旅行は、もうすぐや。
続きは、帰ってから書こうと思う。
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