ドラム式洗濯機 メリット|毎朝1時間の洗濯作業がなくなった50代の変化

時間の使い方
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朝の1時間、何に使っているか。
うちは長い間、洗濯機の前と
物干し竿の下で消えていた。

50代の朝の1時間は、思っているより重い。
その重さに気づいたとき、
私は「金で時間を買う」という
選択をすることになる。

妻の「もったいない」と、私の違和感

うちの妻は、「もったいない」が口癖。
洗濯には必ず、
昨晩のお風呂の残り湯を使う。
環境にやさしいし、水道代も浮く。
そこまでは、私も理解している。

問題は、その残り湯を
翌朝まで残しておくこと。
結果、朝はこの順番で動くしかない。

朝一番に洗濯機を回す。
洗い終わるのを待って、外に干す。
そのあと、ようやく浴槽を洗う。

これだけで、1時間はかかる。
しかも妻は「忙しい忙しい」と
言いながらやっている。
横で見ながら、私は心の中で
つぶやいていた。
「自分の時間を、タダやと思ってるやろ」と。

水道代は浮いている。
でも、その代わりに
失っているものがある気がして、
ずっとモヤモヤしていた。

計算してみたら、年間15日分やった

あるとき、ふと電卓を叩いてみた。
1日1時間の洗濯作業が、
365日続くとどうなるか。

1時間×365日=365時間。
これを24で割ると、ちょうど約15日分。
1年のうち半月、私たち夫婦は
洗濯機の前に立っていることになる。

その瞬間、見え方が変わった。
これは「家事の話」やない。
「人生の時間を、何に使うか」という話やった。

50代以降の半月は、けっこう大きい。
そう思うようになってから、
頭の中に一つの選択肢が浮かんでいた。
ドラム式洗濯機。

30万円か…と、しばらく迷った

調べてみると、ドラム式の主流価格は
20万〜35万円。
「いや、高いやろ」が最初の感想やった。
今の縦型でも、洗えないわけやない。

でも、計算結果が頭から離れへんかった。
30万円で、年間15日分の自由時間が戻る。
10年使えば、150日分。
5ヶ月分の朝が、自分の手に戻ってくる。

そう考えたら、急に「高い」が
「安い」に見えてきた。
それでも、レジに行くまでに数週間迷った。
30万円という金額は、
簡単には割り切れへん。

ちなみに、10年使うなら月3,000円弱。
そのぶんで毎月「数日分の自由な朝」が
手に入ると考えると、
見え方は変わってくると思う。

背中を押したのは、もう一つの問題やった。
「外干しの賭け」。

妻は曇りでも外に干す。
「雨さえ降らなければ大丈夫」と。
でも天気予報は外れることもある。
留守中に雨が降って、
夕方に帰宅したらびしょ濡れ。
結局もう一度洗い直し。
そんな日が、何度もあった。

ドラム式なら、乾燥まで全部やってくれる。
外干しの賭けからも解放される。
「朝の1時間」と「天気との戦い」、
その両方を一気に手放せる。
これは買うしかないなと、
ようやく腹を決めた。

ドラム式と縦型、何が違うのか

「ドラム式 vs 縦型」は、
買う前に必ずぶつかる比較。
整理しておく。

ドラム式の強みは、
なんといっても乾燥まで一気にやってくれること。
洗ったあとに干す、取り込む、たたむ。
この一連の作業が消える。
仕上がりはふわふわで、シワも少なめ。
アイロンの出番が減った。

そして、天候に左右されない。
梅雨でも、花粉の季節でも、真冬でも。
部屋干し独特のあの臭いからも解放される。
節水効果もあって、衣類も傷みにくい。

もちろん、弱点もある。
本体価格が高い(20〜35万円前後)。
乾燥容量は洗濯容量の半分くらい。
泥汚れや部活着は縦型のほうが強い。
フィルターやパッキンの掃除が必要。
脱水時の振動・音が大きめ。

縦型にも乾燥機能付きはあるけど、
ヒーター式が多くて、
衣類が縮みやすい・電気代がかかる
という弱点がある。
「乾燥まで毎日使う」前提なら、
ドラム式のヒートポンプ乾燥のほうが
向いていると感じた。

うちの場合、子どもが部活をしていた時期は
とっくに終わっている。
泥汚れの心配はもうない。
設置スペースも、縦型の場所をそのまま使えた。
デメリットの多くが、
50代の生活ステージとは
関係なくなっていた。

ひとつ注意があるとすれば、設置スペース。
奥行きが縦型より大きい機種が多いから、
購入前に必ず、防水パンと
搬入経路の幅を測っておくこと。
家電量販店の採寸サービス(無料)に
頼むのが確実やと思う。

主要3メーカーを見比べてみた

家電量販店を3軒回って、
店員にも話を聞いて、
最終的に候補に残ったのは3メーカーやった。

メーカー 価格帯(実売目安) 洗濯容量/乾燥容量 洗乾サイクル時間(目安) 特徴(公式アピール) 注意点
パナソニック LXシリーズ 約30〜33万円 洗12kg/乾6kg 約120〜150分 ヒートポンプ低温乾燥、除菌乾燥、自動投入、ナノイーX 本体が大きめ、価格が高い
日立 ビッグドラム 約28〜32万円 洗12kg/乾6kg 約130〜160分 風アイロンでシワ抑制、湿度センサー制御 電気代やや高め、奥行き大きい
東芝 ZABOON 約25〜30万円 洗12kg/乾7kg 約96分(公式値) 新ヒートポンプユニットで時短乾燥 厚手衣類で乾燥ムラ、運転音が大きめ

東芝の96分という短時間乾燥は、
家事を早く終わらせたい人には魅力的。
日立の風アイロンによるシワ抑制も、
シャツを着る人には大きな価値がある。
パナソニックは、突出した一芸はないけど、
総合点が高いという印象やった。

私がパナソニックLXに決めた、たった1つの理由

最後に決め手になったのは、
「毎日のストレスを、いくつ消せるか」やった。

低温ヒートポンプ乾燥で衣類が長持ち。
除菌乾燥で部屋干し臭の心配がない。
洗剤・柔軟剤の自動投入で「補充忘れ」が消える。
ナノイーXで花粉や臭いの対策。
省エネでランニングコストも軽い。

1つ1つは、小さなストレス。
でも、毎朝・毎晩の生活の中で繰り返されると、
積もって重くなる。
パナソニックLXは、そういう小さな摩擦を、
まとめて消してくれる印象やった。

多少値段が高くても、毎日触る家電やからこそ、
長く付き合える安心感を選びたい。
結局、私はこれにした。

朝が変わって、見えてきたもの

ドラム式に変えてから、
朝の景色が一変した。

夜のうちに洗濯と乾燥をセットしておけば、
朝はふわふわの衣類を取り出すだけ。
風呂掃除も、夜のうちに済ませる流れに変わった。
気づくと、朝の1時間がまるごと、
自分のものになっていた。

でも、本当の変化はそこからやった。

「時間ができたら、
何かしたいことがあったはずや」
そう思って取り戻した1時間で、
最初は何をしていいか分からへんかった。
慣れてないんやと思う。
自分のために朝を使うことに。

少しずつ、朝の使い方が変わっていった。
コーヒーをドリップから淹れる。
本を15分だけ読む。
妻と「今日の予定」を話す。
レザークラフトの続きを少しだけ進める。

たいしたことやない、と
人は言うかもしれへん。
でも、50代になって気づいた。
1日のうち、自分のために使える時間ほど、
貴重なものはない。

30万円という出費は、たしかに大きい。
でもそれは、洗濯機を買うための
お金やなかった。
毎朝の自分を取り戻すための、投資やった。
そう思うようになった。

私の結論:洗濯機やなくて、自由を買った

節約は、守りの戦略。
支出を減らして、減らない通帳を眺める。
それは安心やけど、何も増えへん。

一方で、お金で時間を買って、
その時間で体験や満足や前進を生めれば、
それは攻めの選択になる。
私はそれを「豊かな浪費」と呼んでいる。

ドラム式洗濯機は、その入り口やった。
30万円で買ったのは、家電やなくて、
年間15日分の朝。
その朝の使い方によって、
50代の生活の質が、じわじわ変わっていく。

50代以降は、お金・時間・体力がそろう
最後の時期と言われる。
このタイミングで、何に使うかを決められへんと、
機会はそのまま流れていく。
使えるうちに、使えるものに使う。
それが、私の答えやった。

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