アラジントースターを2年使った|50代が「食べれるときにおいしく食べる」を選んだ話

時間の使い方
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毎朝、何気なく食べているトースト。
「まあ、焼ければ何でも」と
思っている人、多いと思う。

私も、長年そう思っていた。
でも2年前、トースターを変えてから、
朝が少し変わった。

アラジンのグラファイトトースター。
2万円近くする、少し高い買い物。
買うときはずいぶん悩んだけど、
結論から言うと、
買ってよかったと思っている。

レンジが壊れて、店員のひと言で迷い始めた

きっかけは、それまで使っていた
トースター付きのレンジが壊れたこと。

新しいレンジを買いに電気屋へ行って、
店員さんに相談しているうちに、
こう言われた。

「レンジとトースターを分けたほうが、
パンは美味しく焼けますよ。
値段は少し高くなりますが」

そこから、迷いが始まった。

値段と頻度で悩んだ夜

一番ネックやったのは、値段。
レンジだけ買うのに比べて、
合計2万円近く上乗せになる。

もう一つは、使う頻度。
「専用トースターにして、
本当に毎日使うんか?」
「値段分の元が取れるくらい、
活躍するんか?」

置き場所はなんとかなる、と思っていた。
ただ、値段と頻度の2点で、
1週間ほど悩んだ。

テレビでアラジンのトースターが
話題になっているのは知っていた。
「いい」という評判は耳にしていた。
気にはなっていた。

最終的に「気になるなら、一回使ってみないと
永遠に分からへん」と腹を決めて、
買うことにした。

最初の1枚で、もう決まった

家に届いて、最初に食パンを焼いた朝のこと。
「え、こんなに違うの?」
正直、そう思った。

外はカリッと香ばしく、
中はふわっともちっとしている。
同じ食パン、同じバターやのに、
別物のように感じた。
「今日のトースト、美味いな」と、
しみじみ思った。

そして、焼き上がりの速さ。約2分。
古いトースター付きレンジだと、
5〜6分はかかっていた気がする。

朝のバタバタした時間に、
このスピード感はリアルに助かる。
「もう焼けてるの?」と、
最初の1週間は毎朝思っていた。

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2年で広がった、料理の幅

2年使ってみて、気づいたことがある。
アラジンは、パンを焼くだけの
道具やなかった。

お餅が、別物になった

お正月のお餅。
これまではフライパンで焼いていた。
でも、なかなかうまく焼けへんし、
目を離せない。正直、面倒やった。

アラジンで焼いてみたら、
外がカリッと、中がトロッと。
びっくりするくらい美味しく焼けた。

タイマーをセットして、あとは待つだけ。
目を離せるのが、本当に楽。
それ以来、お餅はアラジン一択になっている。

とりたてのしいたけに、バター

忘れられないのが、知り合いからもらった、
とりたてのしいたけを焼いたときのこと。

アラジンに並べて、
バターを一切れのせて、数分。
香りが立ちのぼって、じゅわっと染みる。
「あ、これや」と声が出た。

これまでなら、フライパンを出して油ひいて、
ひっくり返して、と手間をかけていた。
それが、トースターに入れて数分待つだけ。
それでいて、仕上がりは明らかに美味しい。

ピザもグラタンも、ちょっとしたひと手間

他にもいろいろ焼いた。
冷凍ピザは、底がカリッと仕上がる。
グラタンは、焦げ目がきれいにつく。
クロワッサンの温め直しは、
外はサクッと中はしっとり。

気づいたのは、
「やるか」のハードルが下がったこと。

古いトースター付きレンジだと、
時間がかかるし、あまり美味しくもない。
だから「ちょっと焼こうか」という発想が、
そもそも出てこなかった。

アラジンだと、サッと焼ける。美味しい。
それだけのことで、食卓に並ぶものが、
少しずつ増えていった。

娘が「うちにも欲しい」と言った

長女は、結婚して家を出ている。
たまに実家に帰ってきたとき、
朝ごはんにアラジンでトーストを焼いた。
娘は1枚食べて、ぽつりと言った。

「うちにも欲しい」

家電って、だいたいは親世代から
子世代に勧めることはあっても、
子世代のほうから「欲しい」と言うのは、
なかなかない。
そのひと言が、地味に嬉しかった。

正直な失敗:焦がしたこと

満足しているけど、
不満がゼロというわけやない。
一番の弱点は、焦げやすいこと。

食パンは、慣れてくれば
温度と時間の感覚がつかめる。
でも、バターロールやクロワッサンみたいな
厚みのあるパンを温め直すとき、
何度か焦がした。

理由はシンプルで、厚みがあるパンは、
ヒーターまでの距離が縮まるから。
食パンと同じ設定で焼くと、
あっという間に黒くなる。

対策は「設定温度を少し下げる」か、
「時間を短めにして様子を見る」こと。
慣れれば問題ないけど、
最初は少し注意がいる。
それ以外の不満は、
2年使った今も、特にない。

「毎日使う道具」にお金をかける、という選択

アラジンを買って以降、
「毎日使う道具には、
少しお金をかけてもいい」という感覚が、
自分の中で少しずつ育っていった。

同じような理由で、
フライパンもティファールに変えた。

それまでは、それなりの値段の
フライパンを買っていた。
でも、しばらく使うと焦げ付いてくる。
結局、2〜3年で買い替えていた。

ティファールにしてからは、長持ちしている。
取手が取れるので、
収納もコンパクト。
これも、買ってよかったと思っている。

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毎日使う道具って、
値段の差が、そのまま
生活の質の差になる気がしている。

食べれるときに、おいしく食べる

2万円近いトースターを買うとき、
「そこまでかけなくても、食パンは焼けるよ」
という声も、頭の中にあった。

確かに、そう。
安いトースターでも、パンは焼ける。

でも、50代になって、
少しずつ変わってきたことがある。
これからの人生、だんだん食が細くなる。
おいしいものを、たくさん食べられる機会も、
減っていく。
そう考えるようになった。

やったら、食べられるときに、
おいしく食べる。
1回の食事にお金をかけることは、
無駄やない。
これが、私にとっての
豊かな浪費になる。

節約するところは節約する。
でも、毎日の食卓を少し美味しくする道具には、
お金をかける。
そのメリハリが、50代の今、
しっくり来ている。

まとめ

アラジントースターを買って2年。
子どもたちも家を出て、
毎朝トーストを焼くわけやなくなった。
それでも、アラジンは今も手元にある。

週末のパン。お正月のお餅。
もらいもののしいたけ。
使う頻度は変わっても、
「使えてよかった」と思える場面は、
ちゃんとある。

少々高い買い物やったけど、
買う価値はあった。

「ちょっと高いかも」と迷っている人は、
「また今度」と先送りせず
今のうちに動いてみてもいいと思う。
毎日使う道具は、早く変えたほうが、
幸せな朝の数が増えるから。

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