旬を味わう旅が、50代の“贅沢”を教えてくれた日
6年前、20歳下の元同僚と2人で富山・氷見へ「ぶりしゃぶ」を食べに行きました。
ただ“美味いブリを食べたい”という理由だけの旅でしたが、後から振り返ると人生の旅スタイルを変えた特別な時間でした。
気づきの結論:50代は“旬を味わう旅”が心に残る
- とびきりの味は、数年経っても思い出せる
- 気を遣わない相手と行くと、満足度が倍増
- 旅は「経験に投資する行為」になる
この旅は、まさに“豊かな浪費”の象徴でした。
きっかけは「金は払うから、うまい店を探して」
元同僚とは普段からよく飲みに行く仲。食の好みが本当に合い、気を遣わない関係でした。
ある日ふと「旬のブリしゃぶを食べたい」と思い立ち、
「金は払うから、最高の店を調べて予約してきて」
と頼んだところ、彼が見つけてきたのが氷見の名店「ひみ浜」。
2ヶ月前に電話しても予約がびっしりで、“予約が取れた日”にあわせて旅の日程を決めるほどでした。

「ひみ浜」で出会った、人生最高のぶりしゃぶ
分厚すぎる刺身に固まる
最初に出てきた刺身は、普通の3倍ほどの大きさ。
おかみさんが
「大きかったら切りますので言ってくださいね」
と言うほどの迫力でした。
一口食べた瞬間、味と香りに衝撃を受け、思わず笑ってしまうほど。

大将のこだわり
大将いわく、
「うちは、氷見の漁港で水揚げされた、一番のブリを仕入れる、納得のいくブリが手に入らなかった時は、予約があっても、お断りする」とのこだわりよう。
また
「うちのしゃぶしゃぶのブリは、刺身で食べられるレベルのブリ。よかったら刺身で食べて」とのこと。
私はほとんどを刺身でいただきましたが、どちらで食べても圧倒的に美味い。

コース内容の破壊力
- 最初の刺身から“規格外”
- しみしみブリ大根
- 脂が甘いカマ焼き
- メインのぶりしゃぶ
- 〆は氷見うどん
コースは1人1.4万円。
お金の価値観が一瞬で変わった瞬間でした。
20歳差のふたり旅が“ちょうどよかった”
一緒に行った元同僚とは…
- 食のテンポが合う
- 気を遣わない
- うまいものは素直に「うまい」と言い合える
- 当時は退職相談にも乗っていた
年齢ではなく、価値観の一致が旅の満足度を決めると知りました。
「この人と行ってよかった」
そう思える旅は、本当に贅沢です。
帰りに寄った越前で、もう一度“旬”を味わう
勢いそのまま、帰りに越前へ移動してもう一泊。
元同僚が「本場の焼きガニを食べたい」と言ったので高級店へ。
私は慣れていましたが、彼はほぼ初体験。
そして、メニューにないのに大将にお願いして作ってもらった“特製カニ雑炊”が旅の締めとして最高でした。
この旅で気づいたこと
現地で旬を味わう旅は、反則級に記憶に残る。
これ以来、我が家の“最後の晩餐”は氷見のぶりしゃぶです。
50代になってわかった。食を目的にした旅が心地よい理由
- 無理のない移動
- 時間にゆとりがある
- “味の記憶”が長く残る
- 一緒に行った相手と永く語れる
若い頃の観光中心の旅よりも、
**「とびきり美味いものを食べに行く旅」**が、今の自分には最もしっくり来ます。
まとめ:旬は待ってくれへん
この旅で強く感じたのは…
“旬を味わう”ことは、50代の贅沢であり、投資である
同じタイミングで「うまいなあ」と笑い合える相手がいると、その経験は何倍にもなる。
お金は減っても、思い出は増える。
そのリターンは、数年経ってもふと蘇る。
だからこそ──旬は待ってくれへん。思い立ったら行くべきや。
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