サブスクを見直そうと思った、たった一言のきっかけ
サブスクを見直そうと思ったきっかけは、
あるお金系のYouTubeチャンネルで聞いた、
何気ない一言だった。
「一度、全部書き出して、年額で確認してみてください」
たしかに。
それ、やったことがなかった。
サブスクというと、
スマホ代、動画配信、音楽サービス。
せいぜいその程度の認識だったけど、
よく考えると、NHKや保険、
ジムの会費も全部「毎月出ていくお金」だ。
思い切って、
月額の支払いをすべて書き出して、12倍してみた。
正直、少し引いた。
金額そのものより、
「こんなに何も考えずに払い続けてたんや」という事実のほうが重かった。
やめられない理由は、意志の弱さじゃない
サブスクが多すぎると感じても、
なかなか整理に手をつけられない。
「自分の意志が弱いからだ」と思いがちだが、
実はそれは違う。
本当にしんどいのは、
把握できていない、管理できていない気がすること。
そして、その状態を放置している自分に、
うっすら引っかかり続けている感覚だ。
明細を見ても、
ひとつひとつは「これは使ってる」「これは一応必要」と言える。
合計だけが、なんとなく重く感じる。
その「モヤっと」の正体は、お金の量ではなく、
判断を先送りしていることへの違和感だった。
しんどさの正体は「管理」と「先送り」
「サブスクを見直そう」と思っても、
気づけば3ヶ月経っている。
ログインID・パスワード・解約手順、
調べるだけで気が重い。
節約したいわけじゃない。
ただ、自分が何にお金を使っているか、
ちゃんと知って納得したいだけだった。
日々の節約より、サブスク見直しのほうが効いた理由
よく見ると、
あまり使っていないものも混ざっていた。
日々の節約を頑張るより、
サブスクを一度整理するほうが、よほど効果がある。
なにより、
「我慢」じゃなくて「見直し」だから、気持ちがラクだった。
とはいえ、
サブスク=無駄、全部やめるべき、
そんな話をしたいわけじゃない。
大事なのは、
残すか、やめるかを自分で決めることやと思った。
やめたもの、残したもの。その判断基準
まず見直したのが生命保険。
年額で見たとき、さすがに大きな金額だった。
内容を整理して、
今の自分に合う形に見直した。
一方で、ジムはかなり悩んだ。
正直、安くはない。
でも、
「やめたらどうなるか」を想像してみた。
運動しなくなる未来。
体力が落ちて、気力も下がる未来。
長い目で見ると、
ここは削るところじゃない。
そう判断して、継続することにした。
その代わり、
「高い」という意識ははっきり持つようになった。
行かないと損、ではなく、
行かないと意味がない。
この意識の変化は、思った以上に大きかった。
やめてみて、まったく困らなかったサブスク
次にやめたのが、
天気予報の有料サイトと、ミュージック系のサブスク。
天気予報は、
無料のものでまったく困らなかった。
ミュージックは、
YouTubeプレミアムに入ると
YouTube Musicが使えることに気づいて、
一本化した。
ここで、
サブスクの見え方が少し変わった。
YouTubeプレミアムは「時間を買う」サブスクだった
YouTubeプレミアムは、
以前は「ちょっと高いサブスク」だった。
でも使い続けるうちに、
広告が消えることで
時間を損していない感覚が強くなっていった。
広告を待つ時間。
スキップする操作。
そのたびに、脳のリソースが削られていたことに気づいた。
さらに、
バックグラウンド再生ができるので、
電車の中で耳だけで聞ける。
移動時間が、
情報収集や学びの時間に変わった。
これはもう、
動画サービスというより、
時間を買っている感覚に近い。
高いか安いかではなく、効果で考える
一度、自分の時間給をざっくり考えて、
その価値と見合うかを頭の中で計算してみた。
そうすると、
高い・安いという感覚が消えていった。
お金より、
それによって得られる効果を見るようになった。
圧倒的に効果が高かったのは、ChatGPT
YouTubeプレミアム以上に、
圧倒的に効果が高いと感じているのが、ChatGPT。
正直、
これなしの生活はもう考えられない。
調べる。
整理する。
文章にする。
考えを言語化する。
そのたびに使っていた
「考えるエネルギー」や「迷う時間」を、
ごっそり減らしてくれている。
サブスクを見直して、変わった感覚
YouTubeプレミアムとChatGPT。
この二つに共通しているのは、
時間を捻出し、効率化してくれること。
言い換えると、
時間を選んでいる感覚だと思う。
サブスクを見直して、
お金を管理している感覚から、
時間を選んでいる感覚に変わった。
全部をやめる必要はない。
贅沢かどうかで決める必要もない。
一度、書き出して、年額で見て、
「やめたらどうなるか」を想像してみる。
生活があまり下がらないなら、やめてもいい。
生活が良くなるなら、残してもいい。
お金を減らす話じゃない。
時間を、どう使うかの話だった。
50代になって、お金の使い方に迷うことが増えた。
「何か始めたい」と思っても、
毎月の固定費でじわじわ削られて、動けない。
サブスクの明細を眺めるたび、
「また今度、見直そう」と先送りしてきた。
変化を恐れて守りに入る毎日、
何もしないまま月日だけ過ぎていく。
でも、ある日「全部書き出して、12倍してみる」だけで、
世界が変わった。
節約したいんじゃない。納得して使いたいだけだったと気づいた。
サブスクを見直して見えてきた、本当に使いたいものの輪郭
毎月の固定支出を1つずつ並べて見てみると、
「あれ、これ何で払ってたっけ?」というものがいくつもありました。
金額にすれば月数千円ですが、年間にすれば数万円。
でも、見直して気づいたのは「節約できた金額」じゃなく、
「自分が時間を使いたいもの」の輪郭でした。
残したサブスクは、ChatGPTとYouTubeプレミアム。
どちらも「時間を生む」「広告で時間を奪われない」という共通点がありました。
逆に、ぼんやり契約していた動画配信は、
見ない時間のために払っていたと気づきました。
私の結論:サブスクは節約じゃなく、選択の宣言
サブスク見直し=節約、と捉えると、ただ減らす作業になります。
でも本当は、「何に時間を使いたいか」を選び直す作業です。
50代になって、時間は確実に減っていきます。
そのなかで、月1,500円のサブスクを残すか切るかは、
1か月分の自分の時間を、何に向けるかの宣言でもあります。
残すサブスクには、堂々と払う。
必要ないものは、迷わず切る。
私はこういう使い方を「豊かな浪費」と呼んでいます。
守りの節約じゃなく、攻めの選択。
50代以降のお金の使い方として、
これがいちばん納得感があります。
よくある疑問
Q. どこから手をつければいい?
カードと銀行明細を1ヶ月分プリントするのが第一歩です。
「毎月引き落とされている定額」を蛍光ペンで囲むと、
サブスクの全体像が見えます。
そこから1つずつ、必要かどうかを判断していけば十分です。
Q. 解約してから後悔しないか心配
多くのサブスクは、解約しても再契約できます。
「3ヶ月使わなかったら解約する」というルールにすると、
後悔しにくいです。
本当に必要なら、3ヶ月後には自分から戻ろうとするはずです。
Q. 家族のサブスクは口出しできない
家族のものは家族の判断に任せましょう。
自分の名前で契約しているものだけでも、
見直しの効果は十分大きいです。
家族が興味を持ったら、その時に一緒に見ればOKです。
時間やお金の使い方は、こちらの記事も参考になります。
➡豊かな浪費とは|節約でもFIREでもない、50代の第3の道
➡ChatGPT 50代 活用法|時間と不安が減った使い方
➡50代 お金 使い方|後悔しない判断基準

