掃除の手段は2つ|スティック型とロボット掃除機
私が若かった頃には、掃除機といえば、「スティック型掃除機」しか選択肢がなかったですが、最近は、「ロボット掃除機(ルンバなど)」という選択肢もありますよね。
スティック型は吸引力が強く、汚れている所は自分の目で見付けて、確実に掃除できます。
一方、ロボット掃除機はスイッチを押せば自動で掃除をしてくれますが、「本当に、ちゃんと吸い込むの?」「汚れた所を見落とすんじゃないの」という疑問がありますよね。私もそうでした。
まずは、「ロボット掃除機」と「スティック型掃除機」と比較してみました。
| 項目 | ロボット掃除機 | スティック掃除機 |
|---|---|---|
| 手間 | 自動運転。外出中でも掃除OK | 自分で動かす必要あり |
| 掃除精度 | 家具下に強い、部屋全体を平均的に掃除 | 見えるゴミを確実に吸える。壁際・隅に強い |
| 稼働時間 | 60〜180分(機種による) | 強モードで10〜20分 |
| ゴミ処理 | 自動ゴミ収集ありなら数週間放置可 | 毎回ゴミ捨て必要 |
| 価格 | 5〜15万円が主流 | 2〜7万円程度 |

ロボット掃除機は家事効率化の切り札ですが、その分お値段は高め。
しかし、知人に「どちらが良いの?」と問われれば、私はこう答えます。
豊かな人生のためにはロボット掃除機一択。
理由は、単純で「時間を捻出できるから」です。
私が使っていたルンバ880|当時の悩み
10年以上前の私の誕生日、「たまには、贅沢な物を購入してもいいかな」と思い、家族に頼んで、「ロボット掃除機」を買ってもらいました。最初は、そんな軽い気持ちでした。
その時に購入したのが、 ルンバ880 でした。
当時としては最新機種で、吸引システム「AeroForce」を搭載し、従来より絡まりにくいモデル、ということでした。
しかし実際に使ってみると、いくつか悩みがありました。

- ゴミ収納容積が小さい → 数回掃除するたびにゴミ捨てが必要。
- 稼働時間が短い → 最大約60分。広い部屋では途中で電池切れ。
- センサー精度が低い → 椅子の脚やコードに絡まり、掃除が止まる。
- 掃除ルートがランダム → 部屋をぐるぐる回る方式で、ムラが出る。
- 水拭きは別に必要 → ロボット掃除機は吸引だけ。雑巾で床を拭くのは自分の仕事。
それでも「ルンバを買ってよかった」と思っています。
なぜなら、夫婦げんかの原因がひとつ消えたからです。それまでは、「掃除した?」「あんたがやってよ!」「なんで私ばっかり」という口論がよくあったのですが、それが無くなったのです。
お金で買ったのは“掃除の手間”ではなく、“家庭の平和”でした。
今のルンバはここまで進化している
あれから10年。久しぶりに最新のルンバを調べて見たら、驚くくらいに進化していました。
- 自動ゴミ収集 → 最大60日分ためられる。ゴミ捨ての手間が激減。このゴミ捨て作業が地味に大変でしたので助かります。
- 稼働時間の向上 → 75〜180分。さらに「充電して再開」機能で掃除を完結。
- 障害物回避精度 → AIカメラでコードやペットの排泄物まで避けるらしいです。
- 掃除ルート学習 → 部屋をマッピングし、効率よく掃除。
- 静音化 → 夜でも動かせる静音モード搭載。
- 吸引と同時に水拭き → 今は全モデルに水拭き機能が標準搭載らしいです。
- モップ乾燥・自動洗浄 → モデルによってはモップを自動で洗浄・乾燥もできます。雑巾臭や菌繁殖の心配がなく、完全に放置できます。
かつて「掃除はしてくれるけど、水拭きは自分で雑巾を洗って干さないと…」と思っていたですが、今ではそこまでやってくれるらしいです。
ロボット掃除機のデメリットが片付け習慣に変わる
ロボット掃除機を使うときの宿命が「床に物を置けない」こと。妻は“床が一時置き場派”だったので、最初はルンバと相性最悪でした(笑)靴下や読みかけの雑誌が置いてあると掃除ができないし、巻き込んでしまうこともありました。
これをデメリットと感じていましたが、続けて使っているうちに、妻も「床に物を置かない習慣」が自然と身についてきました。
結果、家全体が片付くようになり、ロボット掃除機は「掃除機」だけでなく「片付けコーチ」でもあると気づきました。
ルンバ公式シリーズ比較表
私も「どれを選べばいいの?」と迷ったので、整理してみました。
| シリーズ | モデル | 価格(税込) | 吸引 | 水拭き | 乾燥 | ゴミ収集 | 特徴(補足) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ルンバ(入門) | 105 Combo | 39,400円 | ○ | ○ | × | × | 初めてに最適。価格重視 |
| 105 Combo + AutoEmpty | 59,200円 | ○ | ○ | × | ○ | ゴミ収集付きで放置運転可 | |
| ルンバ Plus(中位) | Plus 405 Combo + AutoWash | 98,800円 | ○ | ○ | ○(温風乾燥) | ○ | モップ乾燥ありで衛生的 |
| Plus 505 Combo + AutoWash | 128,400円 | ○ | ○ | ○(温風乾燥) | ○ | 高機能+汚れ検知 | |
| ルンバ Max(最上位) | Max 705 Combo + AutoWash | 179,800円 | ○ | ○ | ○(自動洗浄+乾燥) | ○ | 吸引+モップ洗浄・乾燥まで全自動 |
↓↓購入する際は、保証やサポート面を確認してから選ぶのがおすすめです。↓↓
どのシリーズを選べばいい?
ルンバ(105シリーズ)
- メリット:価格が安く、ロボット掃除機の入門編にぴったり。
- デメリット:乾燥なし
👉もし、私が単身赴任になって、一人暮らしになったら、これを選択します。
ルンバ Plus(405/505シリーズ)
- メリット:ゴミ収集+モップ乾燥機能で、毎日の掃除を自動化。
- デメリット:温風乾燥はあるが、モップの自動洗浄までは非対応。汚れたモップは人が洗う必要あり。
👉 子育て時期の人におすすめ。
ルンバ Max(705シリーズ)
- メリット:吸引+水拭き+モップの自動洗浄・乾燥+ゴミ収集。完全フルオート。
- デメリット:価格が高い。
👉 私みたいな、掃除を楽にしたい人・時間を使いたくない50代におすすめ。ペットや広い家にもおすすめ。
他社と比べて、なぜルンバ?
正直に言うと、RoborockやEcovacsなど他社の方が、スペック比較だけ見たら“他社の方が良さそう…”と私も一瞬思いました。
でも、私がルンバをおすすめする理由はこの3つ。
- 障害物回避AIの安心感
コードやペットのフンを避ける精度はルンバならでは。 - 国内サポートの安心感
修理や消耗品の入手がスムーズで、日本で長く安心して使える。 - ブランドの安心感
「ロボット掃除機=ルンバ」という圧倒的認知度。家族にも説明しやすい。
👉 他社がスペックで勝る部分はあっても、私なら安心感・ブランド・国内サポートでルンバを選びます。
まとめ|ロボット掃除機は「時間を買う」投資
10年前のルンバ880は「ゴミ捨てが面倒」「途中で止まる」「水拭きは別作業」と不便も多かった。
それでも家庭円満や時間のゆとりを生んでくれました。
そして今のルンバは、吸引・水拭き・乾燥・ゴミ収集まで全自動。
掃除から解放され、家が片付く習慣まで身につく。まさに“豊かな浪費”です。
50代は「お金・時間・体力」がそろう最後のチャンスと私は思っています。
だからこそ、私は迷わず最上位モデル 「Max 705 Combo + AutoWash」 を選ぶと思います。
私はこの言葉を大切にしています。
「今使わんと、いつ使うねん!」
母の介護で時間の大切さを痛感した時、この言葉が腹に落ちました。
“家事に追われない時間”を手に入れる選択肢として、ロボット掃除機を検討する価値はあります。
今日できる一歩|「ルンバ 705 比較」で検索してみよう
もし、少しでも「うちにも欲しいかも」と思ったなら、
“ロボット掃除機 比較”や“最新モデル 評判”で検索してみてください。
家の広さ・床材・家族構成によって、最適な機種は変わります。
YouTubeのレビュー動画や、価格.comの比較ページを見るだけでも、
「自分の家ならどのモデルが合うか」がすぐにわかります。
さらに、ルンバ公式サイトには 「家の間取り別おすすめ」 もあります。
1LDKなら105シリーズ、2階建てならMaxシリーズ、など実例つきで選びやすい。
調べるだけなら0円。けれど、その検索が
「掃除のストレスを減らす未来」への最初の一歩です。
週末、コーヒー片手にルンバ比較サイトをのぞいてみましょう。
あなたの“家事を手放す時間”は、そこから動き始めます。
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