新NISAの口座開設はどこがいい?銀行・窓口とネット証券の違いをわかりやすく整理

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はじめに:新NISA、どこで始める?

2024年から始まった「新NISA」。
私のまわりの50代の仲間からも、よくこんな質問を受けます。

「新NISAを始めたいんだけど、銀行でやるの?証券会社でやるの?ネットがいいの?」

私はすでに楽天証券で新NISAを運用中です。始める前に銀行や証券会社の窓口も調べましたが、私の場合は 手数料や操作性の面でネット証券が使いやすいと感じました。

その中でも「楽天証券」と「SBI証券」は、特によく比較される2社。
この記事では、私の体験談も交えつつ、それぞれの特徴を整理します。


新NISAとは?50代でもわかりやすく整理

投資初心者にとって「新NISA」という言葉だけでも難しく感じるかもしれません。
私も最初はそうでしたが、要点を押さえるとシンプルです。

● 投資の利益に税金がかからない制度

通常なら株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、新NISAではその税金が非課税になります。

● 年間投資枠は最大360万円

  • つみたて投資枠:120万円
  • 成長投資枠:240万円

● 生涯非課税枠は1,800万円

資産形成を考える上で十分な枠があります。

● 非課税期間は無期限

長期で運用しやすい仕組みです。

👉 50代にとって “老後資金づくりの選択肢のひとつ” として活用しやすい制度だと感じています。


銀行・窓口を使って感じた「注意ポイント」

私が調べてみた範囲で、窓口利用では次のような点に注意が必要だと感じました。

● 手数料が高いことがある

ネット証券では無料で買える投資信託でも、
窓口では販売手数料がかかるケースがあります。

● 投資以外の商品がセットで提案されることがある

外貨建て保険、毎月分配型投信など、
私の場合は老後資金づくりには合わないと感じた商品もありました。

● 手続きのしやすさに差がある

積立変更、売却、入金などはネット証券の方が簡単だと感じました。

私の場合はネット証券が合っていたというだけで、
最適な選択肢は人それぞれです。


ネット証券の二強は「楽天証券」と「SBI証券」

● 楽天証券

  • 操作画面がシンプル
  • 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)が便利
  • 楽天カード積立+ポイント活用が日常に組み込みやすい

● SBI証券

  • 商品ラインナップが非常に豊富
  • 1株から買えるS株で少額投資をしやすい
  • 住信SBIネット銀行との連携が強力

どちらも評価が高く、目的に合わせて選びやすいと感じました。


楽天証券を実際に使って感じたメリット

私は楽天証券を選びましたが、特に便利だったのは次の3点です。

① シンプルで見やすい操作画面

アプリもPCも直感的で、投資経験が少ない人でも扱いやすいと感じました。

② 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)

  • 自動入出金で入金忘れがない
  • 普通預金金利が優遇(条件あり)
  • 資金管理がまとめやすい

③ 楽天カード積立+ポイント投資

普段の生活で貯まる楽天ポイントを投資に使えるのは便利です。


SBI証券のメリット

私自身は楽天証券を使っていますが、調べる中で「SBI証券も強い」と感じました。

  • S株で1株から買える(高配当株を少しずつ試しやすい)
  • 外国株・ETFが豊富
  • IPOの取り扱いが多い

幅広く投資をしたい人には相性が良さそうです。


楽天証券とSBI証券の比較表(要点)

項目楽天証券SBI証券
操作性初心者向き多機能で上級者向き
銀行連携楽天銀行(マネーブリッジ)住信SBIネット銀行
ポイント制度楽天カード積立・ポイント投資三井住友カード積立など
株投資投信中心で始めやすいS株で少額株投資がしやすい
IPO少なめ業界最多級

投資対象:私はオルカンを中心にしています(体験談)

楽天証券を使い始めると同時に、投資先もシンプルにしました。
私が選んだのは オルカン(全世界株式インデックスファンド) です。

  • 世界全体に分散されている安心感
  • 「100点満点より80点を狙う」感覚のシンプルさ
  • 50代という年齢を考えると、極端な値動きを避けたい意識がある

よく比較されるのが S&P500 ですが、
オルカンの約半分以上が米国株であるため、
大きくかけ離れた値動きになるケースは多くありません。

私は値動きの穏やかさを重視してオルカンを選びましたが、
どちらが合うかは 年齢・リスク許容度・考え方によって変わります。


まとめ:新NISAの口座は「自分の暮らしに合うか」で選ぶ

ここまで見てきたように、

  • 手数料
  • 使いやすさ
  • 銀行との連携
  • 投資の目的

これらを踏まえて「どこが合うか」を判断するのが大切です。

私は楽天経済圏との相性やアプリの使いやすさから楽天証券にしましたが、
SBI証券が合う人も多いと思います。

大事なのは なんとなく選ばない こと。
自分の暮らし方や不安に向き合いながら、納得できる選び方をすることが一番です。


今日できる一歩|「自分に合う証券口座」を3分で比べてみよう

スマホで次のように検索してみてください。

  • 「楽天証券 口座開設」
  • 「SBI証券 新NISA」

この3点を比べるだけで方向性が見えてきます:

  • どちらのアプリが使いやすそうか
  • 銀行との連携(楽天銀行 or 住信SBIネット銀行)
  • 積立方法やポイント還元の仕組み

迷うなら、どちらも口座開設して“使い勝手を試す”という方法もあります(口座開設は無料)。

行動のハードルは高くありません。
検索してみるだけでも、「自分はどっちタイプか」が見えやすくなります。


免責事項(アドセンス審査向け・必須)

※本記事は筆者の体験および一般的な情報の共有を目的としたものであり、
投資成果を保証するものではありません。
また、特定の金融商品・サービスを推奨する意図はありません。
投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行ってください。

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