セカンド冷凍庫は“贅沢じゃない”。50代共働き夫婦が気づいた「時間と余裕を買う家電」

時間術と効率化
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作り置きより“冷凍食品”。共働き夫婦の暮らしを支えてきた冷凍庫事情

共働きの我が家にとって、冷凍庫はもう“ただの家電”ではありません。
夕方の「ああ、今日はもうしんどい…」という日に、何度救われてきたかわかりません。

昔は「冷凍食品=手抜き」というイメージもあり、晩ごはんをレンジだけで済ませるのは、どこか罪悪感がありました。でも最近の冷凍食品は本当に進化しています。唐揚げも餃子もパスタも、驚くほど美味しい。

自分で皮を包んでいた餃子の時代には、もう戻れません。

朝ごはんを買い忘れた日は焼きおにぎり。
鍋の〆には冷凍うどん。
コンビニに寄れば新作チェック。

そんな暮らしが当たり前になった結果、大きな問題に直面します。

メイン冷凍庫の「常にパンパン問題」

疲れて帰ってきて冷凍庫を開けるたびに
「また入らん……」
と押し込むストレス。

この小さなストレスの積み重ねが、毎日の余裕をじんわり奪っていくんですよね。


年末の“冷凍カニ事件”で気づいた“容量の大切さ”

この冷凍庫パンパン問題、年末にはさらに加速します。

わが家では毎年、家族5人で食べるための“ふるさと納税の冷凍カニ”を注文しているのですが──
3年前、それがどう頑張っても冷凍庫に入らない事件が発生。

急いで棚卸しをしてもスペースは空かず、
その日のうちに 強制カニ鍋(笑)

次の年は、私のカニはギリギリ入ったのですが、なんと長女の旦那がお土産で“別の冷凍カニ”を持参。

もちろんスペースはゼロ。
この年も 強制カニ鍋(笑)

そこで気づいたんです。

「冷凍庫の容量は、食材だけでなく“心の余裕”も左右する」

この瞬間、セカンド冷凍庫の必要性が腑に落ちました。


年末恒例になった“冷凍庫棚卸しパーティー”

以来、わが家では年末になると
“冷凍庫棚卸しパーティー”
が定番に。

奥に眠っていた
“化石パスタ”
“化石チャーハン”。

「これ誰の?」
「いつのやつ?」
「あ、これまだあったんや!」

慌ただしい時期に、こんなたわいもない会話が生まれるのも悪くありません。

冷凍庫には、単なる食品だけでなく、
家族の“時間の温度” まで詰まっていると感じます。


ここから実用編|50代がセカンド冷凍庫を選ぶべき理由

笑い話で済んでいたとしても、
50代になると夕方の家事へ向かう気力が確実に落ちてきます。

「今日は冷凍食品でええか」

このひと言が気兼ねなく言えるかどうかで、夫婦の心の余裕は大きく変わります。

冷凍庫の“余白”は、そのまま心の余白になる。

だからこそ、セカンド冷凍庫は
“時間と気力を買う投資としての浪費”
に値するんです。


セカンド冷凍庫のメリット・デメリット

●メリット

  • まとめ買いができて食費が安定
  • 冷凍食品・鍋セットのストックがラク
  • 食材ロスが減り、探す時間も短縮
  • ふるさと納税の大量ストックにも対応
  • 忙しい日の「心の支え」が増える

●デメリット

  • 電気代:年間5,000円前後(90Lクラス)
  • 直冷式は霜取りが必要
  • 設置スペースの確保が必要

冷凍庫は約10年使える家電。
1日あたり15円ほどで“時間と余裕”を買えると思えば、十分に価値があります。


私が選ぶなら断然「薄型縦型・前開き」タイプ

冷凍庫には2つのタイプがあります。

  • 上蓋チェストタイプ(横型)
  • 前開き縦型タイプ

上蓋は大容量な反面、
底が“冬眠ゾーン”になりやすく、食品が迷子に。

一方、縦型・前開きタイプは

  • 中身が一目で見える
  • 引き出し収納で管理しやすい
  • 食材が迷子になりにくい
  • 薄型スリムで置きやすい

というメリットがあり、
共働き家庭と相性が抜群。


50代が選びやすいセカンド冷凍庫の特徴


● ハイアール(107Lクラス:薄型・前開き)

静音性も省エネ性もバランスが良く、引き出しが透明で中身が見やすい。
初めてのセカンド冷凍庫として選ばれやすい。

● パナソニック(120Lクラス:スリムタイプ)

日本メーカーの安心感を求める人向け。
運転音が静かで、生活動線の近くでも使いやすい。

● アイリスオーヤマ(60Lクラス:小型スリム)

まずは小さく試したい人にぴったり。
価格も控えめで、キッチン横にも置きやすい。

● ツインバード(静音タイプ)

静音性が優秀で、寝室近くに置く家庭にも選ばれる。
黒いデザインで部屋に馴染みやすい。

● 日本ゼネラル・アプライアンス(160Lクラス:大容量)

大家族や、ふるさと納税の大量ストックをしたい家庭に便利。
パーティー前の準備などにも心強い。


買うべき人/買わない方がいい人(50代視点)

●買うべき人

  • 冷凍庫が常にパンパン
  • まとめ買いが多い
  • ふるさと納税の冷凍品が多い
  • 夕方の気力が落ちてきた
  • 冷凍食品で負担を減らしたい
  • 家族が多い

●買わない方がいい人

  • 電気代に強い抵抗がある
  • 今の冷凍庫にまだ余裕がある
  • 霜取りが絶対イヤ(直冷式の場合)

まとめ|セカンド冷凍庫は「心の余白」を買う家電

セカンド冷凍庫は一見“贅沢”に見えますが、実は違います。

  • まとめ買いで家計が安定
  • 夕方のストレスが激減
  • 食材を探す時間が減る
  • 突然の来客にも慌てない

50代は「お金・時間・体力」がバランスよく揃う最後の時期。
このタイミングで家事負担を減らすことは、
“未来の快適さ”に投資する選択 だと感じています。


今日できる一歩|まずは設置予定場所と容量を測る

  • 冷凍庫を置きたい場所を決める
  • 縦・横・奥行きを測る
  • 今の冷凍庫から溢れている量を見える化する

これだけで、
セカンド冷凍庫を導入した未来がグッとイメージしやすくなります。

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