在宅勤務の「しんどさ」は、環境を整えるだけで激変する
在宅勤務(テレワーク)が日常になって久しいですが、朝から晩まで同じ姿勢で過ごすのは、50代の体には本当にこたえます。腰・肩・首の重だるさは、気合ではどうにもならない。気づけば「集中力・体力・時間」をジワジワ奪われている状態でした。
家で長時間座る以上、環境が体に合っていないのは大きな機会損失。そこで私は、**疲労をためないための“豊かな投資”**として、思い切って椅子と机を見直しました。
以下、イス編 → 机編 → まとめの順で紹介します。
🪑 イス編|「通気性」が一番の決め手だった理由
人気モデルを比較してわかったこと
人気のゲーミングチェアを調べてみると、それぞれ個性や強みがあることがわかりました。
| 商品名 | 価格帯 | メッシュ素材 | 回転 | リクライニング | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| e-家具 HAY-03 | 15〜18千円 | ◎(全面メッシュ) | ◎ | 10段階(〜130°) | 通気性が最も高い・動きやすい |
| Bauhutte RS-950RR | 25〜35千円 | ◎(一部メッシュ) | ◎ | 多段階 | 調整機能が豊富な本格派 |
| アイリスオーヤマ | 10〜15千円 | △ | △ | 多段階 | 低価格だが蒸れやすい |
比較して強く感じたのは、長時間座るなら通気性がすべてを左右するということ。
背中が蒸れるだけで不快感が一気に増して、集中力も体力も奪われてしまいます。これは快眠に「熱がこもらない」が重要なのと同じ発想です。
その軸で選ぶと、全面メッシュで最も蒸れないのは HAY-03 でした。
私が選んだイス|e-家具 HAY-03
●選んだ理由(通気性が“必然の結論”)
- 背面〜座面までフルメッシュで蒸れない
- 回転式で立ち座りがラク
- 10段階リクライニングで姿勢を細かく調整できる
- 毎日使える価格帯
- 圧迫感が出ないデザイン
「通気性最優先」という50代の体の要求を軸にすると、HAY-03がもっとも自然な選択でした。
●使ってみて感じたこと
- 背中が蒸れず、夏でも快適
- 長時間座っても“しんどさの蓄積”が減った
- 家族が座っても「これ楽やな」とすぐ分かる
●イスの注意点
- 重量が約14.5kgある
- メッシュなので冬はやや冷える
- 肘掛けに体重をかけると破損リスクあり
ただ、これらを理解して丁寧に使えば、50代の体を確実に助けてくれるイスだと感じています。
🪑 机編|床座スタイルは“高さ調整が重要”
人気の床座スタイルの机を調べてみました。
人気ローデスクの違いを比較
| 商品名 | 価格帯 | サイズ | 高さ調整 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Bauhutte BHD-1000L | 25〜30千円 | 100×60cm | ◎(39.0〜48.5cm) | 高さ調整が最大の強み |
| サンワ 100-DESKL007 | 8〜11千円 | 80×45cm | × | 最安・軽量 |
| アイリス CGD-1000 | 10〜14千円 | 100×42cm | × | 耐久性に優れゲーミング寄り |
結論として、床座スタイルでは「高さ調整」が圧倒的に重要でした。
この条件を満たしたのは、BHD-1000Lだけ。
イスと机の高さは「数センチ」で体への負担が激変する
① ゲーミングチェアの座面が厚く、普通のローデスクだと「低すぎる」
ゲーミングチェアの座面が厚いことによって、パソコン作業をする時に、
- 肩が下がる
- キーボードが打ちづらい
- 首・肩が凝る
50代にはこれが本当にきつい。数センチの無理が、仕事の集中力に直結します。
② キーボード高さは“数センチの差”で別世界になる
無理な高さの机を使うと、在宅勤務がすぐにしんどくなる。
だからこそ、自分の身体に最適化できる高さ調整機能が必須でした。
私が選んだ机|BHD-1000L
●選んだ理由(椅子との相性で必然の一択)
- 高さ調整ができる唯一のローデスク
- HAY-03との組み合わせでキーボード位置を最適化できた
- 奥行き45cmで作業スペースにゆとり
- 組み立てが簡単
●実際に使って分かったこと
- 正座・あぐら・座椅子…と姿勢の切り替えが自由
- キーボード位置が合うだけで肩こりが激減
- オフィスチェアと併用することで疲労の集中を分散
●机の注意点
- 座椅子やクッションとの併用が前提
- 配線整理は少し工夫が必要
- 耐荷重40kgなので重量級モニターは非推奨
🧭 まとめ|イスも机も「今の体が喜ぶほう」が正解
在宅勤務では、精神論よりも「環境の最適化」の方が圧倒的に効きます。
今回の選び方を振り返ると、体が求めている“軸”で選ぶことで、自然にベストな組み合わせにたどり着きました。
- イス:通気性最優先 → HAY-03
- 机:椅子との高さ相性最優先 → BHD-1000L
特別高価なものではなくても、体が楽になるだけで仕事の質も気分も変わります。50代はまさに、環境を整えるだけで毎日が変わる世代だとつくづく感じます。
🚶 今日できる小さな一歩
在宅勤務の環境を整えるのは、
大きな買い物をすることだけじゃない。
まずは 「いまのイスと机が、自分の体に本当に合っているか?」 を
丁寧に見直すところから始まる。
今日できる一歩は、こんな小さなこと。
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