介護 負担を減らす方法|スマートリモコンで時間と安心を得た話

家族と仲間
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50代になって、親の介護が始まる人は少なくない。
「何か始めたい」気持ちはあっても、
介護の心配で動けない日が続く。

「また今度でいいか」と先送りして、
守りに入る毎日。
時間も気力も、じわじわ削られていく。

でも、テクノロジーで「安心を買う」という選択肢があった。
認知症の母を一人暮らしさせていた頃、
スマートリモコンに出会って、
家族全員の時間と気持ちが、少し楽になった。


はじめに

この記事では、
私が認知症の母の介護で実際にスマートリモコンを使って効果を感じたポイントをまとめています。

私の母親は「認知症」です。今は施設に入所していますが、
それまでは、1人暮らしをしており、心配が絶えませんでした。
そんな親の介護をしていると、
「少しでもラクにならないか」と常々思っていました。

そんな時に導入したのが「スマートリモコン」です。

最初は、そこまでする必要があるのか、と思いましたが、
導入してからは、お金は多少かかったものの「安心」が生まれ、
結果的に家族の健康を守ることにつながりました。

スマートリモコンとは?

スマートリモコンは、
テレビやエアコンなど複数のリモコン操作をスマホ1台にまとめられる機器です。

実際に使っている機種や設定方法は、
こちらの記事で詳しく書いています。
スマートリモコン エアコン遠隔操作の方法|帰宅が快適になる理由

代表的な機能は次の3つです。

  • スマホで家電をON/OFFできる
  • 外出先からも家電をON/OFFできる
  • 温度・照度センサーと連動して自動運転できる

例えば次のような設定が可能です。

  • 室温が28℃を超えたら自動でクーラーON
  • 見守りカメラを見ながら、就寝後にテレビや照明がついていたら遠隔でOFF
  • 夜間に人感センサーで照明をON

母の介護にどう役立ったか

熱中症対策

年寄あるあるですが、
母は節約のつもりで真夏でもエアコンをほとんど使いませんでした。
そのため、軽い熱中症になったこともあります。
そこで、
部屋が28℃を超えると自動でエアコンが入るようにスマートリモコンを設定しました。
設定直後は、
「勝手にエアコンがONになる」と不思議がっていましたが、
そこは認知症なので、すぐに、そんなことは忘れてしまい、
受け入れてくれました。
スマートリモコンを導入するまでは、
外出中も何度もスマホで「今日の最高気温」を見ては不安になっていましたが、
その心配がほぼ消えました。

消し忘れ防止

夜中のテレビや照明の消し忘れ防止も大きな助けになりました。
明るいまま寝てしまうと、睡眠リズムが狂い、
翌日の薬を飲む時間までずれることが起こっていましたが、
夜中に照度が高いと照明をOFFにする設定で改善できました。

火の取り扱いを安全に

母親は、毎日、朝夕に、仏壇のろうそくに火をつけていました。
認知症に火は心配です。
そこで、
赤外線リモコンでON/OFF操作ができる火を使わない電池式のロウソク・線香を購入。
スマートリモコンで設定した時間になったらON/OFF操作。
最初は母は「なんか味気ない」と不満気でしたが、
そのうち「楽だし、安全だからいいよね」と満足してました。
母の習慣をやめさせることなく、家族の安全を手に入れました。

時間と心の余裕をつくる投資

こうした工夫には多少お金がかかります。
でも、
それによって「介護する側の時間と心の余裕」を確保できました。

お金・時間・体力、
この3つがそろうのは50代が最後のチャンスと私は思っています。
だからこそ、便利家電に投資して「介護の負担を減らし、
家族と過ごす時間を豊かにする」ことは、
私のテーマである「豊かな浪費」です。

👉 同じように“お金で時間を買う”家電投資については、
ロボット掃除機と食洗機|50代が「時間を買う家電」を使って変わったこと でも紹介しています。


私の結論:1万円で買えたのは、家族で過ごす夜の安心

スマートリモコン本体は、5,000円〜10,000円ほど。
正直、最初は「リモコンに1万円?」と思いました。
でも、入れてしばらくして気づいたんです。
このお金で買えていたのは、リモコンじゃなかった。

買えていたのは、母の家のエアコンを忘れずに切れる毎日の安心
真夏の昼間に「エアコン入っとるかな」と仕事中に心配する時間が消えたこと。
遠くに住む母のことを、
スマホ1つで気にかけられる仕組みそのものでした。

家族の誰かが介護を担う時期は、誰にでも来ます。
そのとき、節約だけしていると、自分の時間と心が削られていく。
1万円のお金で、その削られる量を半分にできるなら、
これは間違いなく投資です。

節約だけだと、通帳の数字は守れます。
でも、家族のために動ける自分の心の余裕は、
お金では戻ってきません。
だから、こういうところには、お金を使う。
私はこれを「豊かな浪費」と呼んでいます。

50代は、お金・時間・体力のバランスがちょうどいい最後の時期です。
家族のために動けるうちに、動ける環境を整えておく。
後から振り返って「あれを早く入れておけば」と後悔しないために、
私は迷わず買いました。


よくある疑問

Q. 親の家にスマートリモコンを置くだけで動きますか?

親の家のWi-Fiが安定していれば、
設置は1時間程度で終わります。
本体を電源につないで、スマホアプリで初期設定をするだけ。
遠隔操作は家族のスマホで完結するので、
親側は何もしなくて大丈夫です。

Q. Wi-Fiがない家でも使えますか?

残念ながら、ほとんどのスマートリモコンはWi-Fiが必須です。
もしWi-Fiがない場合、
ポケットWi-Fiや格安SIMを使ったホームルーターを併設するという選択肢もあります。
月3,000円前後の追加コストで、
見守り環境がぐっと整います。

Q. どのスマートリモコンを選べばいいですか?

初心者向けには、SwitchBotやNature Remoが定番です。
本体価格5,000〜10,000円、
操作アプリの使い勝手も良く、対応家電も豊富。
迷ったら、温湿度センサーを内蔵したモデルを選ぶと、
室温の遠隔確認もできて安心感が一段上がります。


家族との時間や、見守りの工夫については、
こちらの記事も参考になります。
認知症 見守りグッズ6選|家族が実際に使って助かったものと使い方
親 物忘れ 紛失が増えたとき|家族ができる対策
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