はじめに|50代こそ「お金の使い道」が問われる時期
50代になると、「別れ」を感じる場面が増えてきます。
子どもが家を出て独立し、親の介護を通じて少しずつ別れの気配を感じ、同僚や後輩も定年や転職で職場を去っていく。
出会いが多かった若い頃に比べ、50代は「別れ」がじわじわと生活に入り込んでくる年代です。
だからこそ、別れが訪れる前に関係を深めておきたい――そんな思いが強くなります。
その手段のひとつとして、私が実践しているのが「プレゼント」です。
誕生日や記念日に限らず、気持ちが向いたときに贈るプレゼントは、単なる消費ではなく「豊かな浪費」であり、人間関係を深めるための最高のツールだと感じています。
プレゼントは“興味の証”であり信頼のメッセージ
プレゼントについて、昔ある人からこんなことを言われました。
「何をあげていいかわからないから商品券や現金で済ませる人がいる。でも本来プレゼントとは“その相手に興味があるかどうか”を示すものだ」
この言葉に、私は強くうなずきました。
普段から相手を見ていれば、趣味や価値観、欲しいもののヒントは自然に見えてきます。
逆に「何を欲しがっているかわからない」というのは、つまり関心を持っていないということ。
だからこそプレゼントは、「あなたをちゃんと見ていますよ」というメッセージになるのです。
私が贈ったプレゼント実例集
ここ数年、実際に贈ったプレゼントを紹介します。
- 妻には、推し俳優の舞台チケット
- 義理の妹には、高級スイーツのお取り寄せ
→ 楽天市場には、おしゃれな【高級スイーツギフト】が豊富に揃っています。
地方の銘菓や期間限定品もネットで買えるので便利です。 - 次女には、通学に便利な電動自転車
→ おすすめの【電動自転車】はこちらです。 - 旅行好きの長女夫婦には、体験型の旅行券
→ 【アソビュー!】の体験ギフトは、温泉・アクティビティ・グルメ体験まで
選べるので喜ばれます。 - 退職後の生活が心配な元後輩には、おこめ券
→ ネットでも【全国共通おこめ券】が購入可能。日常で必ず使えるので
安心感があります。 - 家計管理に励む姪には「お金の本」
→両@リベ大学長が出している【お金の大学】と【お金の大冒険】はおすすめです。 - 大学生になった甥には、ノートパソコン
→ 楽天市場の人気の【ノートパソコン】はこちらです。

こうして並べると「出費が大きいな」と思うかもしれません。
でも私はこれを**“豊かな浪費”**だと考えています。
相手を思い浮かべて探す時間、渡した瞬間の驚きや笑顔。
それらを含めれば、十分に価値ある投資になっているのです。
冗談半分・本気半分の“条件付き”プレゼント
私は甥や姪にプレゼントを渡すとき、よくこう言います。
「これをあげる代わりに、帰省したときは予定を空けとけよ」
後輩には、
「老後の世話、よろしくな」
冗談半分ですが、心のどこかでは本気です。
プレゼントは、単なるモノではなく未来の関係をつなぐ“先行投資”。
その一言で「また会いたい」「また話したい」という気持ちが生まれるからです。
プレゼントの効果は“二重のリターン”
プレゼントの魅力は二重のリターンにあります。
- 相手の喜びという直接的なリターン
欲しいものをもらったときの笑顔は、最高のご褒美です。 - 自分自身が豊かになる副次的なリターン
相手を思い浮かべる時間や、渡した後の余韻は、自分の心を確実に満たします

50代は「別れ」より「つながり」に投資したい
50代になると、どうしても「別れ」のシーンが増えます。
でも、その前にできることがあるはずです。
お金は稼げても、時間は戻りません。
体力も少しずつ衰えていく。
だからこそ、人とのつながりを深めることが最大の資産だと感じます。
プレゼントは、そのための具体的でわかりやすい方法。
モノ以上に「気持ち」や「関係」を贈れるのです。
まとめ|プレゼントは未来への投資であり“豊かな浪費”
プレゼントは、相手への興味と未来へのつながりを形にしたものです。
- 「あなたを大事に思っています」
- 「これからも一緒に過ごしたいです」
そんなメッセージを込めた人間関係への投資。
50代になった今、私はますますその価値を実感しています。
これからもプレゼントを贈り続けるでしょう。相手を喜ばせるために、そして自分自身が心豊かでいられるために。
お金の使い道はさまざまですが、人とのつながりに投資することは間違いなく“豊かな浪費”。
今日もまた、誰かの笑顔を想像しながら、次のプレゼントを考えています。
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