はじめに
介護は本当に大変です。特に認知症の親を見守るとなると、体力も時間も削られ、介護者が先に倒れてしまうことも。
私自身、母が認知症で施設に入る前までの数年間、介護の負担を強く感じていました。
そんな中で出会ったのが「スマートリモコン」。
お金はかかりましたが、導入してから「時間の余裕」と「安心」が手に入り、結果的に家族の健康を守ることにつながりました。
スマートリモコンでできること
スマートリモコンとは、テレビやエアコンなどのリモコン操作をスマホにまとめられる機器です。
「リモコン探しの手間が省ける」だけでなく、外出先からエアコンを操作したり、温度や照度のセンサーと連動して家電を自動運転させたりできます。
例えば、
- 室温が28℃を超えたら自動でクーラーON
- 就寝後にテレビや照明がついていたら自動でOFF
- 夜間に人感センサーで照明をON
といった設定が可能です。
母の介護にどう役立ったか
私が特に効果を感じたのは「熱中症対策」でした。
母は節約のつもりで真夏でもエアコンをつけず、軽い熱中症になったこともあります。
そこでスマートリモコンを導入し、部屋が28℃を超えると自動でエアコンがつくように設定。これで安心感が格段に増しました。
また、夜中のテレビや照明の消し忘れ防止も大きな助けになりました。
明るいまま寝てしまい、睡眠リズムが狂い、薬を飲む時間までずれてしまう「負の連鎖」が起こっていたのですが、自動OFF機能で改善できました。
さらに、火を使わない電池式のロウソク・線香をスマートリモコンで操作できるようにしたことで、安全を保ちながら母も納得してくれました。
時間と心の余裕をつくる投資
こうした工夫は、多少お金はかかります。
でも、それによって「介護する側の時間と心の余裕」が確保できたことは大きな収穫でした。
お金・時間・健康、この3つが揃うのは50代が最後のチャンス。
だからこそ、便利家電に投資して 「介護の負担を減らし、家族と過ごす時間を豊かにする」 ことは、まさに私のテーマ「豊かな時間術」に直結しています。
まとめ
- 介護は人手だけに頼ると限界がある
- スマートリモコンなど便利家電を導入すれば、健康リスクを防ぎ、介護者の時間も守れる
- お金は減るけど、その分「余裕」と「安心」が手に入る
私のモットーは
今使わんと、いつ使うねん!
介護の現場でも同じです。
「豊かな時間」をつくるために、お金を賢く使うことが、これからの生き方に欠かせないと思っています。
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