50代の沖縄旅行体験談|“今行ってよかった”と感じた理由【後編】

家族と仲間
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無事、沖縄旅行から帰ってきた。
正直に言うと、帰りの飛行機に乗ったとき、
頭の中に浮かんだ言葉は、
ひとつだけやった。

「また行きたい」

疲れてないわけやない。
お金も、想定通りしっかり使った。
それでも、この感情が残ったということは、
たぶん今回の判断は
間違ってなかったんやと思う。

出発前に気にしてた不安は、ほぼ起きなかった

行く前にいちばん気になっていたのは、
長女の旦那と次女の彼氏の存在やった。

言っても、所詮は他人。
ずっと一緒にいたら、
どこかで合わへんことが起きて、
気まずい雰囲気になるんちゃうか。
正直、そこは覚悟していた。

でも実際は、
そんなことはほとんどなかった。

「他人」やのに、空気が崩れへんかった理由

たぶんやけど、
みんながうまくやれた理由はシンプルで、
無理に踏み込まない。
変に気を遣いすぎない。
「家族の正解」を押し付けない。
この距離感が、
自然にできてたからやと思う。

行く前の不安って、
だいたい想像で膨らむ。
でも、行ってみたら
「案外、起きへん」ことも多い。
今回が、まさにそれやった。

旅の醍醐味は、やっぱり「美味しいもの」やった

旅の楽しみはいろいろあるけど、
やっぱり一番テンションが上がるのは食事。
そして今回、
はっきり分かったことがある。

美味しいものを食べる時間は、
大人数のほうが楽しい。

記憶に残ったのは、観光地より「食事中の笑顔」

「美味しい美味しい」
そんな声があちこちから聞こえて、
みんなが楽しそうな笑顔になってる。
あの空気が、ほんまに良かった。

後から振り返っても、
景色より、アクティビティより、
食事してるときの表情が一番残ってる。

結局、旅の価値って
「どこへ行ったか」より、
誰と、どんな空気で過ごしたか、
やったりする。

お金は高かった。でも、それ以上の価値があった

出費は、予想通りに高かった。
年末の沖縄で、6人。そら高い。

でも、帰ってきた今の感想はこう。
「問題ない。ぜんぜん、
それ以上の価値があった」

高い・安いより、残ったものが勝った

今回残ったのは、みんなの笑顔。
食事の時間の空気。
「また行きたい」という気持ち。

そして何より、
あとから聞いた一言が大きかった。

「旅行に連れてきてもらって良かった」

次女からの又聞きやけど、
次女の彼氏と長女の旦那が、
二人でそう言ってたらしい。
これを聞いた瞬間、
答え合わせが終わった気がした。

体力は正直やった。だからこそ「今」やった

ひとつだけ、
はっきり自覚したことがある。
もっと美味しいものを
沢山食べたかったけど、
思ったより食べられへんかった。

体力は、ある日突然やなく、静かに減る

これ、地味に刺さった。
「気持ちはあるのに、体がついてこない」って、
ちょっと悔しい。

でも同時に思った。
今でこうなら、
数年後はもっと無理かもしれん。

体力って、目に見えへん速度で減っていく。
だから「また今度」は、ほんまに危ない。

「また今度」にしてたら、同じ形は無理やったと思う

もしこの旅行を「来年にしよう」
「また今度にしよう」としていたら、
今回と同じ形では無理やったと思う。

理由は、想像したらいくらでも出てくる。
次女の結婚準備が始まるかもしれん。
妊娠があるかもしれん。
親の介護や葬儀が入るかもしれん。

起きてからじゃ遅い。
予定がそろわへんくなる理由は、
後からいくらでも増える。
だから今回は、
「行ける理由がある今」を優先した。
これは、正解やったと思う。

旅の途中で意識した、ひとつのこと

旅行中に意識したことが、ひとつある。
「全員が楽しめているか」を
確認しすぎないこと。
それぞれが自分のペースで動ける
余白を作った。

ジャングリアでは娘たちに任せて、
自分は少し離れて見ている場面もあった。
全員が同じものを楽しもうとしなくていい。
それぞれが「今この瞬間どう感じているか」を
大切にする旅のほうが、
帰り道が気持ちいい気がする。

「また行きたい」という気持ちが残ったのは、
この余白があったからやと思っている。
「全員が完璧に満足する旅」を
目指しすぎないこと。
それが、大人数の家族旅行で
後悔しないコツかもしれへん。

結論:今日が人生で一番若い日

前編のときの自分──
テレビを見て「行きたい」と思ったのに、
一瞬ためらった自分に、
今声をかけるなら、こう言う。

今日が人生で一番若い日。
ちょっとでもやりたいことができたなら、
躊躇せずに実行するのみ。
(予算の範囲内で)

お金はまた稼げる。
でも、時間と体力は戻らへん。

「今行ってよかった」と感じたのは、
旅先が特別やったからだけやない。
家族6人が、同じ場所に
同じタイミングでいられた。
その事実そのものが、贅沢やった。

お金はしっかりかかった。疲れも残った。
それでも「また行きたい」と思えたなら、
その旅は正解。
50代の旅行は、コスパより
「あの時行った」という記憶に価値がある。
そう思っている。

だから、これからは、もっと使う。
もっと旅行する。
「今、使わんと、いつ使うねん」──
やっぱり、間違ってなかった。

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